2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『唐獅子株式会社』(新潮文庫 1981年)

ISBN:4101158010 ■キーワード 小林信彦

『文章読本』 1988年

(文春文庫 1991年 ISBN4-16-717002-7) 著書にとりあげられる文学作品のなかで読みたいと思わせるものがいくつもあった。斎藤美奈子の評論を読むと「ああ、もう読まなくていいや」と思うものがほとんど全部なのと対照的 共感することが多く、自分自身の反省…

『華岡青洲の妻』(1970年)

ISBN:4101132062 たいへん読みごたえのある作品。ただし、もしかしたらこういう人間模様のドロドロしたのって、男性には受けないのかも。■キーワード 有吉佐和子

(日本語訳)『脂肪の塊・テリエ館』(新潮文庫 1951年)

ISBN:4102014020 電波分析結果: 『脂肪の塊』陰性、『テリエ館』疑陽性 モーパッサンという作家には電波臭がしてならない。しかし、1世紀以上前の人なんだからしょうがないのかとも思う。 文庫の巻末も、これまた興味がそそられないのばっかり。おフランスの…

『魔法の舌 身体に必要なものを美味しいと感じる不思議なしくみ』

栄養学として読むより、文化比較論として読んでおもしろい。 「アメリカは第二の祖国だと思っているので、つい気安く批判してしまう」という一文が身にしみた。 ■キーワード 伏木亨

『二つの祖国』(1986年)

ISBN:4101104190 ISBN:4101104204 ISBN:4101104212 電波分析結果: 陽性 最初から最後まで怒涛の電波シーンが決め手(テーマはまともなのに…)。報告書は力作となりそうな予感 ■キーワード 山崎豊子

『文学的商品学』(2004年)

いつもなら文庫や新書しか買わない。新刊書は高いし場所をとるし、文庫や新書になると加筆修正されたり、文庫版や新書版のあとがきが加わるのが通常であることを考えると、損な買い物である。しかし、我慢できずに買ってしまった。寸評としては「ちょっと期…

『日本語練習帳』(岩波新書 1991年)

問題練習はやらない ■キーワード 大野晋